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【早稲田の文豪について】


皆さんこんにちは!


秋と言えば色々ありますが、


今回は読書の秋です!皆さん本読んでますか〜??


さて、今回は、早稲田大学の文豪を3人紹介します!



1人目は、探偵小説で有名な江戸川乱歩です!


乱歩の本名は平井太郎という割と平凡な名前で、


ペンネームである江戸川乱歩は小説家のエドガー・アラン・ポーの


もじりだと言われています。


旧制愛知県立第五中学校(現・愛知県瑞陵高等学校)を卒業後、


早稲田大学政治経済学科に進学します。


在学中に処女作として『火縄銃』を執筆し、卒業後は一旦就職するものの、


1923年に掲載された「新青年」の『二銭銅貨』で作家デビューします。


その後、後世まで語り継がれることになる『人間椅子』や『鏡地獄』、


『怪人二十面相』を執筆し、1965年に自宅で亡くなります。


多くの作品を残した乱歩ですが、31年の作家生活のうち、


17年間も休執していたそうです!!びっくりですね!!



続いて2人目は早大童話会を立ち上げた小川未明です!


未明という名前は坪内逍遥が名付けたと言われており、


正しくは「びめい」と読むそうです。


旧制高田中学(現・新潟県立高田高等学校)を経て


早稲田大学の前身である東京専門学校の専門部哲学科を


卒業します。


未明も在学中に雑誌「新小説」で処女作『漂浪児』を発表します。


その後、貧窮生活を乗り越えて1925年に早大童話会を創設し、


後に「日本児童文学の父」と言われるようになります。


ちなみに、児童文学の道に進んだ理由としては


師の逍遥から小説家としての限界を指摘されたからだと言われています。



そして、最後のトリを飾るのは、2人目に紹介した小川未明の師でもあり、


早稲田大学の文学部を設立した坪内逍遥です!




(筆者撮影)


開成学校から東京大学予備門(現・第一高等学校)を経て


東京大学文学部政治学科を卒業します。


小説はまず心情を優先すべきだという心理的写実主義


により日本の近代文学の誕生に大きく貢献しました。


また、1909年の『ハムレット』に始まり、独力でシェイクスピア全作品


を翻訳刊行しました。


早稲田大学の坪内逍遥演劇博物館には「子羊のコレクション」


があるくらい羊が大好きだったそうです。




(筆者撮影)


博物館のみならず、


早稲田大学のキャンパス内にもチラホラ羊がいるのだとか……




(筆者撮影)


是非探してみてください!



以上3人の早稲田大学の文豪を紹介しました!


秋からまた色々と忙しくなってくるとは


思いますが、是非読書にも手を伸ばしてみてください!!





〈参考文献〉

国立国会図書館“|近代|日本人の肖像”https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/4128/ 

(2024年10月23日閲覧)

上越市歴史博物館“小川未明”上越市ホームページ2021年12月1日

岐阜県図書館“坪内逍遥(つぼうちしょうよう)”岐阜県図書館のホームページ

“坪内逍遥の性格や経歴は?生い立ちとエピソードがスゴすぎた!”世界の名著をおすすめする高等遊民.com 2018年8月26日

“江戸川乱歩についてあなたがたぶん知らない7つのこと”Scrapbook!by愛書家日誌

(2024年10月19日閲覧)




著者 まっちゃん

早稲田大学文化構想学部1年

早稲田大学公認サークル

まっちワークグループ早稲田


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