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【金の鈴 ―昔ながらのうどん居酒屋― 】

みなさんこんにちは!秋へと移り変わるにつれて、少しずつ長袖の服を着る機会も増えてきましたね。


さてみなさん。肌寒い日が続くと、温かい食べ物が恋しくなりませんか?筆者はこの時期になると、あったかいうどんが食べたくなります。うどんといえば讃岐うどんですが、香川に行くのはハードルが高いですよね。


身近に美味しいうどんを食べられるお店は無いかな……と思ったそこのあなた。


実は、早稲田で讃岐うどんを食べられるお店があるんです!

というわけで今回は、「金の鈴」さんにお邪魔してきました!

新メンバーの世田谷育ちと一緒に、お店の魅力をたくさんご紹介していきます!


「金の鈴」さんは、早稲田キャンパスの西門を出て3分ほどのところにあります。目的地に到着すると、目の前には味のある看板と2階へ続く階段が!期待に胸を膨らませ、早速階段を上っていきます。


お昼時の店内は落ち着いた雰囲気です。2階にあるため、大通りの喧騒が心地よく聞こえてきます。窓際にはカウンターもあって、外の景色を眺めながら1人でゆったりと過ごすのも素敵だなと感じました。


はじめに、店主の菅野さんから色々とお話を伺いました!


「金の鈴」は2002年に創業され、長きにわたり早大生の胃袋を支えてきました。実は、早稲田に来る前には池袋で別のお店を営んでいたのだとか。学生のお客さんが多い大学の近くでお店を構えたいと考え、早稲田を選んだそうです。


そして筆者が一番気になったのは、「金の鈴」という店名の由来。菅野さんによると、東京駅の待ち合わせスポットとして有名な「銀の鈴」にちなんで、早稲田の待ち合わせ場所として学生が集うようなお店にしたいという想いを込めて名付けたとのことでした。創業当時は携帯電話が普及されておらず、その名の通り多くの学生が待ち合わせ場所として利用し、お店の電話を通して友達と連絡を取り合うこともよくある風景だったそうです。また昔はもっと学生の数が多く、とにかくお昼ご飯を食べる場所が無かったそうで、コンビニで購入したものを店内に持ち込んで食べていた人も多かったと聞きました(笑) どんな学生も受け入れるという、菅野さんの寛大さがよく伝わってくるエピソードですね(^^)


では、「金の鈴」さんの歴史について学んだところで、みなさんお待ちかねのお料理紹介です!


卓上のメニューに加え、壁にたくさん飾られた写真付きの手書きメニューに食欲をそそられてしまい、取材班は迷いに迷いました(笑) 菅野さんによると、食べ盛りの学生はお得な丼&ミニうどんセットを頼む人が多いとのこと。お腹を空かせた取材班は、丼もうどんも欲張って食べることに決めました。


待つこと数分。待望のお料理がやってきました!まず世田谷育ちのもとに運ばれたものがこちら!



女性のお客様に大人気の『釜揚げしらす丼(サラダ・ミニうどん付)』(税込670円)です。


ほかほかの温かいご飯の上には、たっぷりのしらすが!一口食べると、口の中いっぱいにしらすの香りが広がります。さらに黄身を崩して風味を変えてみたり、しっかり味のついたお漬物を摘んだり……色々な食べ方を堪能していると、あっという間に完食してしまいました!


うどんとポテトサラダも美味しく頂いて、ちょうどお腹が膨れるくらいのボリュームなので、女性の方も安心ですね。

「丼ものもうどんもサラダもバランスよく食べたい!」という方には、とてもおすすめの一品です♪

さて、続いて筆者がいただいたのが……こちら!


ダイナミックな天ぷらが目を引くこちらは『特製天丼(サラダ・ミニうどん付)』(税込680円)。男性のお客様に大人気のメニューだそうで、見た目もボリューム満点です!

では早速、なすの天ぷらを一口。

噛んだ瞬間に、“サクサクッ”と心地よい音が響きました。揚げたてならではですね。

また筆者が忘れられないのが、器からはみ出るほどの大きなちくわ天!かぶりついたときの贅沢感がたまりませんでした。

そしてお店の看板である讃岐うどんもとても美味しかったです!細めの麺で食べやすさがありながら、しっかりとしたコシも感じられました。ミニサイズだとすぐに食べ終えてしまったので、次回はうどんメインで食べに行きたいと思います。

……と、夢中で食べているうちに、いつの間にか完食していました(笑)

この安さで男性並みの筆者の胃袋もしっかり満たしてくれるので、ガッツリ食べたい方にはぜひおすすめです!



このように、安さとボリュームを兼ね備えたランチを食べることができる「金の鈴」さん。実は、もう一つの顔があるんです。


なんと……夜は居酒屋へと大変身!

提供するメニューがガラッと変わり、客層も早稲田大学の先生方やOBOGが多くなるのだそう。そのお話を聞いてふとカウンターを見ると、お酒がずらりと並んでいました。美味しい料理とお酒を楽しみながらみんなで盛り上がるもよし、カウンターでしっぽりひとり酒を嗜むもよし。早稲田に思いを馳せながら、「金の鈴」で素敵な夜を過ごしてみたいなぁと感じる筆者なのでした。

最後に菅野さんからメッセージをいただきました!

悩まれた末に仰ったのは……

「2~3限が空いている人(特に教育学部生)、バイト募集しています!」

実は「金の鈴」さんでは、毎年学生のバイトを雇っているのだそうです。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、人手がなかなか集まらず……。このコラムを読んで、「『金の鈴』でバイトしたい!」と思った早大生のみなさん、ぜひ連絡してみてください!

ちなみに隣にいた世田谷育ちも急いでメモをとっていましたよ(笑)

さてみなさん、いかがだったでしょうか。

早稲田の待ち合わせスポットとして、昔からたくさんの人と人を繋いできたこのお店。

いつでも連絡が取れる便利な時代にはなりましたが、一緒に食事をすることで心の距離が縮まるというのは、昔も今も変わらないことですよね。

美味しいお料理とともに、大切な人たちとの会話を楽しみながら、もっともっと繋がりを深めていきませんか。

みなさん、ぜひ「金の鈴」で素敵なひとときを過ごしてみてください!

【店名】金の鈴

【住所】東京都新宿区西早稲田1-4-14 大井ビル 2F

【電話番号】03-3208-1911

【営業時間】ランチ 11:30-14:00(13:30ラストオーダー)、夜 17:00-22:30

【定休日】日曜日(臨時休業あり)

★ワセマガ×早稲田グランド商店会 100円クーポン企画対象店舗★

筆者 式部

早稲田大学商学部3年

早稲田大学公認サークル

まっちワークグループ早稲田


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