みなさんこんにちは!
東京都では三度目の緊急事態宣言が発令中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
巣ごもり生活は何かとストレスが溜まりやすいですよね……。
ストレス解消法は人それぞれかと思いますが、芸術作品にふれてみるのはいかがでしょう。
今回は、このワセマガを運営しているまっちワークグループ早稲田に所属している、文学部美術史コース3年のエマにインタビューをしました。
まっちワークのメンバーからも「絵が上手!」と話題のエマのインタビュー、お楽しみください!
―いつ頃からどんなきっかけで絵を描き始めたのですか?
―きっかけなどは特にないです。
いつの間にか絵を描くことが好きになっていて、幼稚園生の頃からしょっちゅう描いていました。
周りの人たちが「いいね、うまいね」と言ってくれたのがうれしくて、描き続けていたのかもしれないなと思います。
―よく描く絵の種類を教えてください。
―油絵が好きで、高校生の頃からよく描いています。
まとまった時間の取れない時は、練習も兼ねてイラスト(コピック、ペン画など)を描くこともありますが、一番楽しいのはやっぱり油絵です。
―絵の題材にはどんなものがありますか?
―油絵は風景画を題材にすることがほとんどです。
光を描くのが好きなので、「この風景は光が綺麗だな」と感じると描きたくなってしまいます。
特に水面反射や夜景などは複雑な光が生まれやすい気がして、風景の中でも題材にすることが多いです。
―ひとつの作品に取りかかるとき、1番初めにすることはなんですか?
ーあまり考えたことなかったです!(笑)
ただ、モデルとなる風景を見ながら「ここはどうやって描こうかな、塗ろうかな……」と制作の簡単なイメージをすることはあります。
色の混ぜ方や制作工程を想像することで、描きたい気持ち・モチベーションが高まる気がします。
―絵を描くときに、何かこだわりはありますか?
―見てくれた人の心を少しだけでも動かす作品ができたらいいな、というのはいつも考えています。
相手に一瞬でも「おっ」と思ってもらえるような絵を描きたくて、そのためにも描き込みや観察で妥協しないようにしよう、ということは心に留めています。
いつも守ることができているわけではありませんが……(笑)
〈ここでエマの作品のひとつをご紹介します!〉
↑この作品を描き始めた初日の写真。
大まかに色を塗っている段階で、既に完成形が想像できて楽しいですね!
↑描き始めから5日目の写真。
初日から影が加えられたり葉の質感が増したりして、よりリアルな風景画になっていますよね。
↑こちらが完成形!描き始めから10日目のものです。
影や水面の表現がさらに細かく施されていて、絵の中の人物や水面が実際に動き出しそうな感じがしませんか?
ーぜひ、この絵についてお聞かせください。
―昨年4月の、自粛期間中に描いたものです。
光を受ける紅葉と、それを反射する水面が気に入って描きました。
特に水面の複雑な色味は、描いていてとても楽しかったです。
晴れた日の午後にベランダで制作を進める時間は、自粛生活中の良い気晴らしにもなりました。
―早大生や早稲田のまちのみなさんに一言お願いいたします。
ーコロナによって色々な活動が制限されていますが、逆に今までできなかったことに時間を割ける可能性もあるのかな、と思います。
自分なりの楽しみを見つけながら、今後も頑張っていきましょう!
私の趣味の話をここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!
以上、エマへのインタビューでした。
エマがインタビュー内で見せてくれた作品は、光と影のコントラストが見事なもので、エマが好きな「光を描くこと」の魅力があふれていましたよね。
エマは絵が上手だということはまっちワークの中でも有名でしたが、今回のインタビューを通してエマの絵へのこだわり、絵への愛を改めて感じることができました。
自粛期間中にも絵を描くことで気晴らしをしていたというエマ。
コロナとの闘いはこれからもしばらく続きそうですが、自粛期間だからこそ新しい趣味を見つけて気晴らしにしてみるのもいいかもしれませんね^^
今回のコラムのために、忙しい中とても親切に取材に協力してくれたエマにこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました!
筆者 ティラ
早稲田大学文学部3年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田
Comments