皆さんこんにちは!だんだん寒くなってきて、いよいよ冬本番ですね。
私が住んでいる地域では、この前の週末に初雪が降りました!
だいぶ北の方に住んでいるんだなー、と思われた方が多いですよね。そうなんです。私は現在、東京よりもかなり北、9,000km以上も離れたオーストリアの首都・ウィーンで暮らしています。
ウィーンと聞くと、「音楽の都」というイメージが一般的かと思います。なので「音楽を勉強しているの?」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
早稲田大学留学センターの長期交換留学プログラムを利用して、ウィーン大学でビジネス学とドイツ語をメインに勉強しています。
今回のコラムでは留学中の筆者が、早稲田大学の留学プログラムと、計画~渡航までの流れをご紹介します!
<早稲田大学の留学プログラム>
早稲田大学には、2週間~2か月間ほどの短期から、半年もしくは1年間の長期まで、様々な留学プログラムが用意されています。渡航先の選択肢も、アジアから欧米まで多岐にわたります。プログラムの内容や形態も様々です。
ここでは、中長期プログラムのみ簡単にご紹介します。
中長期プログラムには、以下の5種類があります。
①Double Degree Programs (DD)
早稲田大学と留学先大学両方の学位を取得できるプログラム。高いレベルの語学力と好成績が求められるため、最も難易度の高いプログラムです。
②Exchange Programs -Regular Academic Programs(EX-R)
現地の学生と一緒に、通常科目を履修するプログラム。留学先大学ではなく、早稲田大学に学費を支払います。
③Exchange Programs -Language Focused Programs(EX-L)
外国語学習を中心としたプログラム。こちらも留学先大学ではなく、早稲田大学に学費を支払います。
④Customized Study Programs -Regular Academic Programs(CS-R)
留学先大学が早大生のために用意したカリキュラムに参加するプログラム。早稲田大学の学費は免除になり、留学先大学にプログラム費用を支払います。
⑤Customized Study Programs -Language Focused programs(CS-L)
CS-Rと同様、早大生のためのカリキュラムに参加するプログラム。異なるのは外国語学習がメインである点です。早稲田大学の学費の代わりに、留学先大学にプログラム費用を支払います。
私が参加しているのは、EX-Rプログラムです。ただし大学では、オーストリアの公用語であるドイツ語ではなく英語の授業を履修しています。ドイツ語は第二外国語として2年間勉強していましたが、日常会話すらおぼつかないレベルだからです(笑)
ドイツ語は、ウィーン大学付属の語学学校に私費で通って学んでいます。
各プログラム・渡航先大学毎に出願の要件は異なります。詳細は、留学センターのWebサイトをご確認ください!
留学センターWebサイト:https://www.waseda.jp/inst/cie/
<留学計画~渡航までの流れ>
ここからは、筆者が留学を考え始めてから実際に渡航するまでの流れを、時系列に沿って簡単にご紹介していきます。
あくまで個人的な例ですが、ご参考にしていただければ幸いです。
・大学入学前の春休み
ウィーンへの家族旅行を機に、ウィーン留学を考え始める。
・大学1年次
春学期:留学センターのイベントに足を運び、情報収集開始。TOEIC受験。
夏休み:TOEFL受験。
・大学2年次
夏休み:コロナ禍で留学を一度諦めるも、何気なく留学センターのWebサイトを覗いて、翌年秋出発のプログラムの募集を知る。募集要項を確認し、情報収集&志望理由書の作成開始。
10月:留学プログラムに出願。
12月:学内選考通過。
・大学3年次
6月末:コロナの影響で一度留学の中止が発表されたものの、一転渡航許可が下りる。
夏休み:ウィーンでの留学生活スタート!
上述の通り、筆者は大学入学前から留学を考えていたため、かなり早くから情報収集を始めていました。
また、1年の夏休みまでにTOEICとTOEFL両方の受験を終えていたのは、当初、2年秋学期からの留学を考えていたためです。
しかし1年遅らせて、3年秋学期からの留学プログラムに出願することにしました。日本で語学力や専攻科目の知識をきちんと深めてから渡航し、より有意義な留学にしようと考えたからです。
TOEICやTOEFLのスコアに関しては、例年は有効期限があります。
コロナ禍で受験が難しい状況になったことが考慮され、私は例外的に大学1年次のスコアを出願に使うことができました。
有効期限や必要スコアの詳細は、留学センターのWebサイトをご確認ください。
以上、留学プログラムと渡航までの流れをご紹介しました!
次回は、筆者が思う留学の魅力をご紹介します。来週のコラムもお楽しみに!
<参考>
早稲田大学 留学センター「中長期プログラム」(閲覧日2021年11月27日)https://www.waseda.jp/inst/cie/from-waseda/abroad/1year
筆者 ちゃちゃ
早稲田大学政治経済学部3年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田
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