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【早稲田を飛び出して世界へ!留学のすすめ その2】



今回は、ウィーン留学中の筆者がお届けするコラム第2弾!

日本を飛び出してみて感じた、留学の魅力を2つご紹介します。


①「マイノリティ+言語の壁」という状況に置かれて、たくましくなれる!

私が現在通っているウィーン大学は、幅広い分野の学部を持つ総合大学で、留学生を多数受け入れています。

ですが、世界的にパンデミックが収束しきっていないため、中国や韓国など他のアジア諸国からの留学生は非常に少ないです。

大多数を占めるのは近隣のヨーロッパ諸国からの留学生と現地の学生で、彼らは大抵英語がネイティブ並にペラペラです。

アジア人というマイノリティ、かつドイツ語はおろか、英語すらそんなに流暢に話せない……という状況で、来たばかりの頃はとても苦しい思いをしました。

街を歩いているだけでじろじろ見られたり、ヨーロッパの流行りやジョークが分からなくて、クラスメートの話に1人だけ付いていけなかったり……。


他にも、愛想の無いお役所の担当者を相手に、1人で拙いドイツ語と英語を駆使して、住民登録やビザの申請手続きを進めなければならなかったり……。

初めは1人で外を歩くのすら怖かったのですが、こうした経験を乗り越えてきたことで、我ながらたくましくなったな、と感じています。


今では1人で好きなところへ出かけ、英語で他国出身の友達と話し、ドイツ語で買い物をしたり、ニュースを少し理解したりできるようになりました。

頼れる人が少ない留学先では、あらゆる問題に自分で対処しなければなりません。

自分がマイノリティになるという経験も、日本では体験できない貴重なものです。


マイノリティとして他の国で暮らす中で、たくましく生き抜く力や、問題解決能力を身につけられることが、留学の魅力の1つだと思います。

オーストリア国内を1人旅したときの1枚



②自分の生き方に対して、自由な発想を持てるようになる!

ウィーンに来てから驚いたのが、自由な生き方をしている人が多いということです。

大学卒業後、一度就職してから再び大学で自分の学びたい学問を追究している人。2つの大学に掛け持ちで通っている人。

怠けているわけではなく、もっと勉強したいから、という理由で何年も大学に通っている人、などなど……。

ウィーン大学で仲良くなった友達には年上の人が多く、彼らは日本であれば、社会人として数年間働いていてもおかしくないような年齢です。

また、ウィーンならではの特徴で、音楽大学に通っている日本人の知り合いも増えました。彼らも自分の道を極め、型にはまらない人生を歩んでいます。

留学する前は「日本社会で一般的とされるような生き方をしなければならない」という考えに囚われ、上手くいかない就活にストレスを溜めていました。

でも、留学中に様々な人に出会って仲良くなる内に「私も自分らしい生き方をしてみたい。もっと柔軟な考えで、人生を楽しみたい」と思うようになりました。

こうした考え方の変化を経験できるのも、留学の魅力の一つです。

以上、留学の魅力を2つご紹介しました!

日本を飛び出してから早くも3か月以上が経とうとしていますが、日々ウィーンの美しい街並みに心を洗われています。

ウィーンの繁華街



クリスマスマーケット



ウィーンは宮殿や博物館・美術館が多く、気軽に素晴らしい文化や芸術に触れられる上、街中に溢れるカフェで美味しいケーキを食べられます。

ホテル・ザッハーの元祖ザッハトルテ


ヨーロッパの中心に位置しているため、他の国へ旅行もしやすいです。

ブダペストに旅行したときの1枚



他にもここには書ききれないくらい、たくさんの魅力が詰まった素敵な街です。

このコラムを読んで留学に興味を持った方は、ぜひウィーンを候補に入れてみてくださいね!

筆者 ちゃちゃ

早稲田大学政治経済学部3年

早稲田大学公認サークル

まっちワークグループ早稲田


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